WEINGUT HUBER
フーバー醸造所
提携:商品開発
「シュペートブルグンダー カーヴドテール オリジナルラベル」
ゴーミヨなど権威あるワイン雑誌でも、最優秀醸造家賞を得るなど、世界中に知られた故ベルンハルト・フーバー氏。
当時、無名であったバーデン地方を、一躍名産地に変え、ドイツ全体のイメージを払拭した、まさにカリスマでした。
畑では鬼のような厳しさ。しかし、仕事を離れると義理と人情が滲みだす、信念と愛情の人でもありました。
2004年のカーヴドテール第1店舗出店に際して真っ先に駆けつけて下さった生産者であり、それ以降も毎年ドイツ、日本のどちらかで信頼を深めながら、遂にはこのワインプロジェクトに。
すでに有名になったフーバー氏でしたが、無名な時代からの義理を果たすつもりで応じて下さり、その遺志を継ぐ息子ユリアン氏も、オリジナルラベルを引き継いでくれています。
ドイツ最高ピノノワール醸造所の生み出す、日本人のための限定ワイン。
カーヴドテールだけでご購入頂けます。
※このシリーズは2018年に終了いたしました。
GRUBER ROSCHITZ
グリューバー・レーシッツ
提携:商品開発
「水割りワイン ホイリゲ」
ホイリゲは、オーストリアの国民的人気ワイン。
水割りにしても美味しい切れの良い辛口タイプで、ホイリゲを飲ませる居酒屋も、ホイリゲと呼ばれるようになるほど、一般的に広く愛されるワインです。
居酒屋ホイリゲはウィーン近郊だけでも300~400軒あると言われ、現地で味を知った多くの日本人旅行者が買い求めますが、日本では高値に我慢している状況でした。
もっとオーストリアの美味しい文化を広げるために。
カーヴドテールの呼びかけに応えてくれたのが、グリューバー醸造所の3兄弟。
2001年にヴァインフィアテル地区を代表するこのワイナリーを両親から引き継いだ、若く意欲的な生産者です。
ワイン醸造を世界で学んだ長男エワルド、マーケティングを担当する長女マリア、栽培を担当する次男クリスチャン。
歴史あるワイナリーでありながら、最新の設備、新しい醸造哲学を加え、私たちが理想とするホイリゲを毎年造ってくれています。
CHATEAU SAKAORI
井島さん(ワイン醸造家)
提携:商品開発
「日本のテロワール・ヌーヴォー ラ・ベルテール」
1991年、山梨県甲府市に設立したシャトー酒折。醸造家、井島正義氏が率いる、本格的な設備を備えた国産ワイナリーです。
醸造所の周りに広がる自社畑だけでなく、意欲的な栽培家たちと特別な協力関係を構築する事で、より高い品質の葡萄を確保する取り組みも行っています。
また、醸造設備の衛生管理に関しては、日本人の繊細で勤勉な精神が反映されており、例えば、ワイン醸造に使用したタンクなどは、使用の都度、200を超えるパーツに分解され、徹底的に洗浄が行われています。
これが結果として、亜硫酸の使用量を抑えることに繋がっており、カーヴドテールが求めるテロワールを反映したワイン醸造を可能としています。
日本固有の味わいを反映した「日本のテロワールヌーヴォー」を実現する、唯一のパートナーとして2009年より、シャトー酒折との提携を開始。
カーヴドテールの指定する「池川氏の栽培した甲州葡萄」を原料として、酵母ごと瓶詰めを行う濁りワイン「ラ・ベルテール」を、毎年1樽(約300本程度)リリースしています。
I-VINES
池川さん(葡萄栽培家)
提携:商品開発
「日本のテロワール・ヌーヴォー ラ・ベルテール」
アイヴァインズとは、池川仁氏が立ち上げた、ワイン用葡萄の栽培を行うための農業生産法人です。
日本には数多くの優秀な葡萄栽培家が存在しますが、多くは生食用を育てます。
瑞々しい生食葡萄とは、まったく異なるワイン葡萄の栽培に対する専門家は、殆ど存在していません。
2008年、山梨県内で優れた葡萄を探す旅路で池川さんと出会い、プロジェクトが立案されました。
2009年、池川さんが農業生産法人「アイヴァインズ」を立ち上げると共に、シャトー酒折とも提携。
同年に、初のカーヴドテール・オリジナルワイン「ラ・ベルテール」の生産が始まりました。
毎年、確実にアイヴァインズの葡萄を購入する事で、意欲的な葡萄栽培家に、安定的な収入がもたらされます。
今や、カリスマ栽培家と言われ、日本国中に名を馳せる池川さんですが、このプロジェクトには、当初と同じ情熱と価格で継続してくれています。
恐らく池川葡萄を100%使用した贅沢なワインとしては、唯一、日常的に飲める価格帯で提供されています。
兵庫県 武田尾
平川さん(平川農園)
提携:食育企画・無農薬野菜頒布会
宝塚から僅かに3駅。トンネルを抜けると、いきなりの大自然。山に囲まれた渓流の上に、武田尾の駅はあります。
駅周辺の住人は、わずかに20家族程度。山間の空気は澄み渡り、渓谷ならではの涼しい風が頬を打ちます。
平野と異なり、山地を削って作られた小さな農地。ですが、この気候ならではの農作物が育ちます。
例えば、綺麗な水で育つ葉ワサビは、春の訪れを感じさせる新鮮な刺激。
紫蘇やバジルも、この涼しい気候では、ゆっくりと育ち、驚くほど野性味のある強い香りを放ちます。
ここは正に、「テロワール・ベジ」のコンセプトに無くてはならない重要な土地。
そして私達にとって、最良の協力者である平川夫妻の精力的な助力もあり、「無農薬野菜の頒布会」の野菜提供に留まらず、「子供たちの食育イベント」などでも大切な役割を果たしています。
鹿児島
園山農園
提携:無農薬野菜頒布会
もともと鹿児島市の五ヶ別府町に本拠地を構えていた園山農園は、今から十数年前、6人の兄弟が小学生ぐらいの頃に、国光お父さんが姶良郡の湧水町、栗野岳の中腹に畑を開き移転しました。
まったく汚染されていない土地。もともと杉山だったところを開墾し、野菜を作り始めますが最初は失敗の連続だったそうです。
頑固に有機栽培にこだわりますが成績は上がらず・・・それでもしっかり土作りをがんばります。
時は流れ、長男と次男が相次いで農業を始め、四男も両親の農作業を手伝うという家族総出の農場経営を展開。
湧水町の畑は農場長の次男が切り盛りしながら夏はトマトやキュウリ、ズッキーニ、かぼちゃなど。
凍てつくような冬場には火を焚きながら研修生とともにホウレンソウや人参の収穫、袋詰めをする日々。
「美味しい野菜がいい野菜」を合言葉にチームプレーで生産拡大に努め、今では大変安定した立派な有機野菜を育てています。
無農薬で、安定した栽培が出来るという事は、それだけの高い技術と経験が必要です。
「無農薬野菜の頒布会」を支える、大切なパートナーです。
兵庫県 加東市
小山さん(小山農園)
提携:食育企画・自社農園
ピアノの調律師、コーヒー教室の講師を経て、ワイン業界で活躍していた小山氏。
その異才は、次に有機野菜の魅力に目覚め、農家へ転身を遂げました。
「美味しさ」が「健康」に繋がる。そして「良い物」を多くの方に広げたい。
小山氏と長年の交流を続けていたカーヴドテールも同調し、共に2013年よりファーム事業を始めました。
ただ単に野菜を育てるのではなく、無農薬で優れた野菜を生み出す農家を発掘し、仲間として紹介したり、その野菜販売をお手伝いしています。
小山氏自身が畑を廻って集めた無農薬野菜は毎週、カーヴドテールの店頭で、試食も行いながら手売りで販売しています。
旬ごとの美味しさを直接、消費者の皆様へ届ける試みです。
また、小山氏は、カーヴドテールが直営する体験型農園「ラテールファーム」の管理人も兼任しています。
無農薬野菜の頒布会だけでなく、子供たちに、野菜の美味しさ、自然の豊かさを伝えるイベントなどを開催しています。